「守る」から「挑む」へ――新代表としての決意
このたび、2025年6月1日をもちまして、私 小澤隆博は、守成クラブ 信州上田会場の代表に就任いたしました。
まずは、これまで「守成クラブうえだ会場」を支えてくださったすべての会員の皆さま、そして関係各位に、心より感謝申し上げます。
10周年という大きな節目の年に、このような大役をお預かりすることとなり、身の引き締まる思いとともに、深い感謝と覚悟を胸に刻んでおります。
私は Bewishグループの代表取締役社長として、美容業を通じて「人が輝く瞬間を支える」ことに人生をかけてきました。
ビジネスにおいて最も大切なのは「人」と「信頼」であると、これまでの経験から確信しています。
そして、その「信頼」を形にし、仲間の成長と成功を本気で応援し合える場所こそが、守成クラブです。
守成クラブは、単なる異業種交流の場ではありません。
「商売繁盛」を第一に掲げ、自社の強みを本音でPRし、実利にこだわって売上を伸ばし合うための“経営者による、経営者のための実践の場”です。
それぞれが真剣に事業と向き合い、利害を超えて敬意と誠意をもって関わることで、商売としての信頼が育まれていきます。
現在、守成クラブは全国に約300会場、3,200社以上の企業が参画する、全国最大規模の異業種交流会へと成長しています。
地域を越えて広がるこのネットワークこそが、各地の経営者に新たな販路と可能性をもたらし、実際に多くの成果を生んでいます。
この信州上田会場も、その中核を担う存在として、さらに進化していかねばなりません。
この信州上田という地は、戦国時代の名将・真田幸村ゆかりの地でもあります。
彼が掲げた「六文銭」は、三途の川の渡し賃として、自らの命を賭して戦に臨む覚悟の証でした。
しかし同時にそれは、どんな苦境の中でも仲間とともに最後まで戦い抜く「団結」の象徴でもあります。この六文銭の精神は、まさに今の私たち守成クラブの在り方と重なります。
その根底には、守成クラブの理念である「創業は易し 守成なり難し」という言葉があります。
創業することはできても、会社を守り続けていくのは容易なことではありません。
だからこそ私たちは「かけがえのない自分の会社を絶対に潰さない」「守って守って守り抜く」という信念を共有し、力を合わせてそれぞれの事業を支え合っています。
また現在、国や自治体の財政は厳しく、私たち中小企業はもはや政治や行政に頼ることができない現実に直面しています。
「自分たちの業界は守られるはず」「地域に根ざしているから大丈夫なはず」——そうした“はず”に甘える時代は、もう終わりました。
これからは、自分たちの商売は自分たちで守る、という強い覚悟と行動が求められます。
守成クラブでは、会員同士が本気の商談を通じてマーケットを広げ合い、実利を生み出すことに全力を注いでいます。
宗教や政治に左右されることなく、経営者が真剣に商談・商売を行う月例の「経営者の会」として、全国各地で毎月開催されているのも大きな特徴です。この信州上田会場もまた、六文銭の覚悟を胸に、確かな信頼と商売の成果を築ける場所として、さらに力強く進化してまいります。
上田という地域は、私にとってビジネスの原点であり、挑戦の舞台でもあります。
この信州上田会場が、地域を越えて志ある経営者とつながる力強いハブとなるよう、私自身が率先して実行し、牽引してまいります。
「ひとりではできないことも、仲間となら実現できる。」
「売り手よし、買い手よし、世間よし」――そんな三方よしの精神を胸に、“ともに稼ぎ、ともに守り抜く”真の仲間との信頼ネットワークを、この地からさらに広げていきたいと強く願っております。
これからの信州上田会場に、どうぞご期待ください。
そして、皆さまの変わらぬご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
2025年6月1日
守成クラブ 信州上田会場
代表 小澤 隆博
(Bewish co.,ltd. 代表取締役社長)
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